ホテル記事

【支援レポート】バナナの茎の繊維を使って紙作りを体験!「SDGs×バナナペーパーで地球にやさしいアートを作ろう!」を開催しました

2025年1月18日(土)、コンフォートホテルの公式Web会員制度「Choice Guest Club(TM)」にご登録の会員様をご招待し、SDGsやフェアトレード・環境問題について楽しく学べる小学生向けイベント「SDGs×バナナペーパーで地球にやさしいアートを作ろう!」を初開催しました。
「Choice Guest Club(TM)」では、「旅で世界とまちを元気に。」をコンセプトに、会員の皆様の宿泊代の一部を毎年、社会課題の解決やSDGsの達成に取り組む団体へ寄付金として贈呈しています。支援団体の一つである「One Planet Café Zambia」は、貧困問題の深刻なアフリカのザンビアで、「バナナペーパー」作りを通じて新しい雇用を生み出す活動をしています。
今回のイベントでは、ザンビアで実際に行われているバナナペーパー作り体験を楽しみながら、ザンビアの社会課題やSDGsについて理解を深める機会となりました。
―参加した小学生と大学生の皆さん
当日は、約6倍の倍率のなか抽選で選ばれた13名の小学生が会場に集まりました。 バナナペーパーの作り方を教えてくれるのは、イベントの企画から協力してくださった「武蔵野大学 工学部 サステナビリティ学科 髙橋研究室」の大学生の皆さん。大学ではバナナペーパーを使った環境教育や製品開発にも取り組んでいます。

まずは、大学生のお兄さんやお姉さんに丁寧に教えてもらいながら、紙漉きにチャレンジ。
バナナの茎の繊維が入ったパルプを混ぜた水に、紙漉き用の木枠を浸してパルプをすくい上げます。
できるだけ均等に厚めにすくうのがコツ!

水をきって、パルプをすくい上げた網を木枠から取り外します。
台紙に乗せて吸水用の布でしっかり水気を取ったあと、さらにアイロンやホットプレートを使ってしっかり乾かします。

しっかり乾いたら、慎重にバナナペーパーを台紙から剥がします。
やぶれないように、慎重にそーっとはがして・・・
バナナペーパーが完成しました!!
次は完成したバナナペーパーに、色を付けていきます。
赤・青・黄の3色の絵の具を水に落として混ぜながら、思い思いの模様を描きます。

水の上にバナナペーパーを浸すと・・・

一人ひとりの個性が光る、色とりどりのバナナペーパーができました!

バナナペーパーづくりの合間には、「One Planet Café Zambia」代表取締役社長 エクベリ聡子様より、アフリカザンビアやバナナペーパーについてお話しいただきました。
1年草であるバナナは、1度実を収穫すると茎は廃棄されます。本来は捨てられるはずのバナナの茎の繊維を使って作られるバナナペーパーはサステナブルな資源として、SDGsの17目標すべてにつながっています。

森林を伐採する必要がないことから、森林保全や絶滅危惧種を含む野生動物や植物の生息地を守ることにもつながります。

ザンビアに生息するたくさんの野生動物たちの写真がスクリーンに映し出されると、子どもたちはさらに興味津々に。
ザンビアに行ってみたくなった!という声も上がりました。
―この動物、知ってる人~?
普段なかなか知る機会のないアフリカザンビア。
大きなバオバブの木で元気いっぱいに木登りをする子どもたちや、広大な自然の中で生きるライオンやキリンなどの数々の野生動物、そしてザンビアの人々の暮らしを支える「バナナペーパー」の力を、身近に感じることができました。

最後の作業は、オリジナルキーホルダー作りです。
自分たちで作った、世界に一つだけのバナナペーパーを使って、とてもかわいらしいキーホルダーができあがりました。

―キーホルダー完成!! ​​​​​​​
参加者の方からは、「作った紙に色をつけるのと、ザンビアのお話を聞くのが楽しかった」、「実際にバナナペーパーがどのような場所で作られているのかも知る事ができ親も興味深く参加できました。」などの感想をいただきました。


【旅で世界とまちを元気に。】
お客様がコンフォートホテルに宿泊されるごとに社会課題が少しずつ改善され、世界とまちが元気になっていくプログラム。
チョイスホテルズジャパンでは、今後も持続可能な社会の実現に寄与できるホテルを目指し、社会課題の解決に取り組む団体へ寄付支援を継続してまいります。

そして「Choice Guest Club(TM)」では、会員の皆様の宿泊代がどのような活動に役立てられているか、会員の皆様の”旅”がどのように”世界とまちの元気に”つながっているのかを実感いただける機会を今後もつくってまいります。

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