ホテル記事

【支援レポート】3年ぶりにザンビア視察ツアーに参加してきました。

コンフォートホテルでは、当社の公式Webサイトの会員制度「Choice Guest Club™」で「旅で世界とまちを元気に。」をコンセプトに、毎年、会員様のご宿泊代(税抜)の0.5%相当を応援ポイント「Choice」として、社会課題の解決に取り組む3つの団体に寄付しています。その3つの団体の1つである株式会社ワンプラネット・カフェ様が主催する「Africaザンビア視察ツアー」へ2024年3月に参加してきました。
本ツアーへの参加は、今回で4回目となりますが、新型コロナウィルスの影響で、3年ぶりの参加となりました。


 
ザンビアってどんな国? ~ザンビアの現状~
日本から直線距離で12,686km。
アフリカの南部に位置し、ゾウやライオンなどの野生動物が生息する「リアルアフリカ」と呼ばれる国、ザンビア。国土の大部分が高原で出来ており、広大な自然に恵まれ、神秘的な絶景が楽しめます。

一方で、貧困問題が深刻な課題で、健康を保つことができなかったり、子供達が教育を受ける機会を失われている現状があります。国民の59%が一日当たり、1.9$以下で生活しており、ザンビアの人々の暮らしの向上が今の課題となっています。
 
バナナペーパー事業がもたらすもの
コンフォートホテルでは、2016年から毎年、株式会社ワンプラネット・カフェ様に寄付支援を行っており、今年で8年目となりました。
株式会社ワンプラネット・カフェ様では、従来は廃棄されていたオーガニックバナナの茎を有効活用し、バナナペーパーを生産・販売することによって、ザンビアで新たな雇用を生み出す取り組みを行っています。現在では、バナナペーパー工場に22名の雇用を創出し、バナナペーパー事業によって、1300名以上のザンビア人がこの恩恵を受けています。
今回の視察ツアーでは、ザンビアの国の人々の暮らしが少しずつでも豊になっているか、以前に比べ、どのような変化が生み出されているのかを視察するため、実際にバナナペーパー事業を行っているバナナ工場やバナナ畑を見学してきました。
 
現地での様子
1972年からバナナを作っているバナナ農園の創始者(89歳)
オーガニックバナナの茎の部分。この茎の繊維がバナナペーパーの原料になります。
​​​​​​​バナナの茎を繊維状にしたものを日干しして乾燥させる。
​​​​​​​バナナ工場で紙漉きを行っている様子
​​​​​​​バナナ工場での昼食タイム。とうもろこしの粉を原料とした「しま」というザンビアの主食がメイン
村での食事の準備の様子

バナナ工場で働いているメンバーへのインタビュー

Q1. ここで働くことをどう思っていますか?
ここで働けていることをとても誇りに思っています。また、安心して働ける環境が整っており、とても楽しい職場です。この工場では、朝・昼の食事は提供
されるため、食事の心配もいりません。安心して働ける環境のため、第2のお家だと思っています。

Q2. 楽しんで働いていますか?
毎日、安心して笑顔で働けています。ここでは、自分のアイデアが共有でき、みんなで話し合いながら成長できる環境です。メンバーみんなでこの環境をさらに良くしていこうと思っています。

Q3. ここで働く前と後では何か変化はありましたか?
働く前は、経済的理由で、子供が学校で必要なものを全て揃えることができませんでしたが、今はその心配がありません。定期的に収入があることで、心が安定しています。家庭と仕事、共に良い意味で大きな変化をもたらしてくれています。

Q4. 5年後、10年後はどうなっていたいですか?
会社がもっと発展してほしいと思っています。ザンビアの首都ルサカなど色々な拠点に展開していくことによって、利益も大きくなっていくからです。

私達の想い ~旅で世界とまちを元気に。~
今回の視察ツアーでは、株式会社ワンプラネット・カフェ様への寄付を通じて、ザンビアの人々に雇用を生み出し、現地での生活も少しずつですが、向上していると実感を得る事ができました。今後も、お客様からの宿泊代の一部をこのような社会課題の解決に取り組む団体に寄付支援することによって、少しずつ社会課題が改善されて、「世界とまちが元気になっていく」という取り組みを継続してまいります。
Choice Guest Club™ 寄付プログラム https://www.choice-hotels.jp/guest/csv.php

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