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【支援先レポート】ザンビアに行ってきました!

バナナペーパー工場での寄付金授与式バナナペーパー工場での寄付金授与式
ザンビア、という国をご存知ですか?

アフリカ南部にある人口1600万人ほどの国で、世界最貧国の1つにも挙げられています。

「Choice Guest Club」による寄付先の一つ、One Planet Café Zambiaさんが主催するスタディツアーに当社スタッフが参加し、ザンビアを訪問しました。

One Planet Café Zambiaさんは、ザンビアでオーガニックバナナを原料にしたフェアトレードの「バナナペーパー」をつくり、現地に新しい雇用を生み出している団体です。
寄付プログラムについて https://www.choice-hotels.jp/guest/csv.php
One Planet Café Zambiaについて http://www.oneplanetcafe.com/zambia/
ザンビアでは、豊かな自然を抱える一方、違法伐採や密猟が絶えません。また、雇用不足や貧困から住民たち自身がこれらの違法行為に加担しているケースも少なくありません。

そこで、One Planet Café Zambiaさんは、雇用創出と自然保護の両方を解決するために、現地で捨てられていたバナナの茎に注目。

日本の越前和紙の製法を参考に、オーガニックフェアトレードペーパー「バナナペーパー」を製造する工場を建設し、現地の人々を雇用しています。

今回のスタディツアーでは、バナナペーパーの製造工程も見学させてもらいました。


~バナナペーパーができるまで~
バナナの茎を切り、繊維にそって細かく切れ目を入れたあと、茎にある水分を絞りだす。繊維を天日に干し乾燥させると、紙の原料が完成する。その後、繊維を砕いて紙の原料にする。
※現在ザンビアから日本に繊維を輸出しています。今後、現地で手漉きの紙を作れるようにトレーニングしていくそうです。
※Choice Guest Clubからの寄付金は、現地で手すき紙を作るためのトレーニングや、教育の場所づくりとして活用されるそうです。

02_バナナの茎を切る

03_バナナの茎に切れ込みを入れる

04_バナナの茎を絞る

天日干しした繊維を砕く天日干しした繊維を砕く

水やのり、再生紙と繊維をまぜる水やのり、再生紙と繊維をまぜる

最後に手すきをして完成最後に手すきをして完成

現地代表のビリーさん:「バナナペーパー工場で働く20人は3か月ごとの契約更新だが、誰も辞めない。チームメンバー以外の家族も恩恵を受けており、(支援してくれる)日本にはとても感謝している。生活も改善しており、チーム全体がHappyです」

ビリーさんビリーさん

バナナ農園で働くスタッフバナナ農園で働くスタッフ

笑顔の絶えないこどもたち笑顔の絶えないこどもたち

One Planet Café Zambiaマネジャーのペオさんも、「現在、働きたいと履歴書がたくさん送られてくる。将来的には現地だけで独立できるようにしたい」と希望を語ってくれました。

参加したスタッフも、「これまで捨てられていたバナナの茎から、新たな雇用が生み出されていることに感動した。また、現地スタッフが作業説明をしてくれる際に、自分の仕事に自信と誇りを持っている様子も素晴らしいと感じた」と現地での取り組みに感銘を受けた様子でした。

チョイスホテルズジャパンでは、今後もOne Planet Café Zambiaさんへの支援を通じて、ザンビアの美しい自然と現地住民の雇用改善に貢献していきたいと考えています。また、将来的にはお客様と一緒に行くザンビアのスタディツアーを開催できたらと思います。
08_アフリカ的風景

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